行動心理学(意思決定01)-決断力・行動力がある人は行動を見ればわかる!! あなたはどっちタイプ?

あなたは、物事を考える際には、立って物事を考えるタイプ、それとも座って考えるタイプでしょうか。
実は、立って物事を考える人は決断力・行動力があるそうです。この事の実験を行った人がいます。それがミズーリ大学のプルードン博士です。

●プルードン博士の実験
【実験の内容】
被害者の大学生は座ったままにして、もう一方は立ったままにする状態で意思決定をさせる。

【実験結果】
両者が意思決定するまでに掛かった時間を比較した結果、立ったまま考えた人の方が、座って考える人よりも33%も速く決断している事が明らかになりました。
立ったままぼーっと立っている人は、頭の中をフル回転させて次にどうするべきかを考えているかもしれませんね。

●バーカイン教授の実験
カルフォルニア大学のバーカイン教授も、慎重になる必要がある考え事をする際には、座って考えた方が良いという意見を述べています。
この方も似たような実験をして証明しております。
【実験結果】
立った状態の被験者の方が5〜20%も速く意思決定している。

脳科学の観点から見ても立って考えている人の方が決断が速い事は証明されているようです。
立っている事で体の血行が座っている状態よりよくなり、大脳が活性化します。その影響が決断力UPに繋がっているようです。

では、立って考える人のタイプの方がいいんだと思いがちですが、お互いのタイプに良いところ、悪いところはあります。
丁寧に仕事をこなしていく事、熟慮を重ねて判断しなければいけない事が求められる仕事には、座って考えるタイプの方が向いています。逆に、スピーディな判断が求められる仕事には、立って考えるタイプの方が向いています。

あなたはどちらのタイプでしょうか。うーん。私は立って考えている事もありますが、座って考えてしまう事の方が少し多いタイプかもしれません。決断力を少しでもあげる為に私専用のスタンディングデスク欲しいなと思いました。