美容知識の基本を知ろう①(洗顔編-洗顔料の選び方)

*洗顔仕方の前にまず洗顔料について知ろう*

★自分に合った洗顔料の選び方

泡がもこもこした泡立ちの良い洗顔石鹸を選んで洗顔する方が肌に良い効果をもたらすのか?

泡立ちの良い石鹸は肌にとても良さそうなイメージであるがさてどうなのでしょう。まず、泡立ちの良い石鹸はどんな効果をもたらすのでしょうか。
泡立ちの良い石鹸は脱脂力(脂を落とす力)が強いです。脂性肌であって皮脂をしっかりと落としたいという方には効果的です。乾燥肌であって、肌がとても乾燥しがちな人には泡立ち石鹸は不向きです。洗い上がりがしっとりするものが良いです。泡立ちの良さで石鹸を選ぶ前に、現状の自分の肌がどのような状態なのかを確認してから洗顔料を選んでくださいね。

★洗顔方法★

あなたの洗顔仕方大丈夫ですか?
洗顔は正しい方法で行わないと逆に肌にストレスを与えてしまいます。洗顔NG集を確認した上で、正しい洗顔の仕方を確認していきましょう。

*確認ポイント①:「洗顔で使う適切な泡」と「洗顔の際の力加減」
洗顔は泡で洗うことが基本になりますが、濃厚な泡を使うことが大切です。なので、顔につける前にしっかりと泡立て、手を逆さまにしても落ちない吸着力の高い泡をつくりましょう。その吸着力が、毛穴の汚れを吸い取ってくれます。なので、硬い泡のまま使うのはNGです。
また、洗顔の際には、洗い方には注意して頂きたい。シャワーで洗い流すなど、強く肌をこするような洗い方をしていないでしょうか。摩擦・刺激があるような洗い方はNGです。強めに肌をこすって洗ってしまうと、必要な潤いまで洗い落としてしまいます。そのような洗い方を続けていると、乾燥・敏感な肌になってしまったり、毛穴が広がってしまっていったりしてしまいます。
泡を転がすようにクルクルと優しく洗い流していくのが正しい洗い方になります。気になる汚れがあっても、勢いよく、しつこくこすらすぎずに気をつけましょう。

*確認ポイント②:「洗顔に使う適切な温度の水」
冷水、入浴時に使用する温度(40°Cくらい)の温かい水で顔をすすぐ洗顔の仕方はNGです。なぜ、いけないのでしょうか?
冷水で洗顔料を洗い流した場合、皮脂、角質、洗顔料などが溶けずに固まり、汚れをうまく洗い流すことが出来なくなってしまう。また、毛穴が締まってしまう為、化粧水を使った際には、化粧水の成分が肌に行き渡りにくくなってしまい、効果が薄れてしまう。また、毛穴が締まってしまうことでそこに汚れが残っているとそれが肌荒れやニキビの原因になってしまう。
温かい水(40°Cくらい)を洗い流した場合、洗顔料に利用されている油分(ワセリン、ビーズワックスなど)が溶けやすくなってしまい、肌に必要なうるおい成分を全て洗い流してしまいます。

どのくらいの温度の水で顔をすすぐことが適切なの?
32°C〜34°Cの温度の水(ぬるま湯)が洗顔で使用する適切な温度の水になります。適切な温度で顔をすすいであげて、その後に使用する化粧水を肌に受け入れられるようにしておきましょう。