消費者が製品の購買までの心理プロセスを段階別に分けることができます。
消費者の購買行動の心理プロセスを段階別に分けた、「AIDMA理論(アイドマ)」をはじめいくつかの理論が提唱されてきました。「AIDMA理論(アイドマ)」をはじめにその他いくつかのモデルを紹介していきます。
①AIDMA理論(アイドマ)
提唱者:ローランド・ホール(1920年)
[理論の5つの要素・消費者の購買の流れ]
A:Attention(注意換気)
(例)
・デパート内にある人目を惹くような広告をみて商品Aの存在を知る。
・youtubeの動画再生時に掲載されるウェブ広告を見て商品Bの存在を知る。
↓
I:Interest(関心・興味)
(例)関連する消費者にとって刺激を与える情報
・商品Aに関する資料請求をする。商品Aに関する情報に興味を持ち定期的に資料請求をするようになる。
・商品Bに関してインターネットを利用して調べる。商品Bに興味をもちメルマガ登録する。
↓
D:Desire(欲求)
(例)
・商品AやBが欲しくなる。または利用してみたくなり、購買意欲を後押しする。
↓
M:Memory(記憶)
(例)
・ダイレクトメールや電話などでフォローされる。サンプルを試してみる。
↓
A:Action(購買行動)
(例)
・実際に商品を購入するために購買行動を起こす。
②AISAS理論(アイサス)
提唱者:電通(2004年)
[理論の5つの要素・消費者の購買の流れ]
A:Attention(注意換気)
↓
I:Interest(関心・興味)
↓
S:Search(探索)
↓
A:Action(購買行動)
↓
S:Share(共有)
インターネットの普及に伴って、提唱されたモデル。
③AISCEAS理論(アイシーズ)
提唱者:望野和美(2005年)
[理論の7つの要素・消費者の購買の流れ]
A:Attention(注意換気)
↓
I:Interest(関心・興味)
↓
S:Search(探索)
↓
C:Comparison(比較)
↓
E:Examination(検討)
↓
A:Action(行動)
↓
S:Share(情報共有)